ひばり税理士法人(旧相原会計事務所・旧内田会計)は三島・沼津・函南・伊豆・伊東を中心に中小企業の税務・会計・経営をサポートするTKC会計事務所です。

ひばり所長ブログ

お茶あれこれ

12.25.2014

 みなさん、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
この原稿を書いている時にテレビで伊豆の修善寺が紹介されていました。
修禅寺やその付近の飲食店などが紹介されていて、「うわぁ~。知ってる。知ってる」という店が多く、地元に住む者にとってはうれしい番組でした。
ただ一つ残念なのは、この番組のもう一つの目玉が「紅葉を紹介する」という意図で作られていることです。出演者の湯原昌幸さんと、荒木由美子さん夫婦が修善寺のあちこちで紅葉を紹介してくれるのですが、今一つピンときません。紅葉はやはり東北地方の方が素晴らしいですね。観光地「伊豆」としての唯一の弱点は紅葉があまりよくないことだと言った人がいましたが確かにそのとおりです。どなたか、暖かい伊豆でも立派に紅葉する樹木を探してきていただけないものでしょうか。

 さて、今回は「お茶」について書いてみたいと思います。
何故、唐突にお茶なのか?それは、今日の昼に私が家内にお茶を淹れてあげたところ、家内が「今日のお茶はおいしい」と言ったことに始まります。普段、家内から褒められることなどほとんどない私は、「ええ~っ。そんなことで褒めてもらえるのか!」と舞い上がってしまったのでした。そして、「そんなことならおいしいお茶の淹れ方を研究して、もっと褒めてもらおう!」という小学生のように純真な心持ちになってしまったのでした。とてつもなく単細胞ですね~。

 という訳で、さっそく「おいしいお茶の淹れ方」講座のはじまりはじまり~。
以下、お茶の福本園さんのホームページから引用させていただきます。
おいしいお茶を淹れるためには、まず、「茶葉を選ぶ」ところから始めます。
「おいしいお茶を飲みたい場合には、やはり、強い旨みをもつ上物煎茶を選ぶことが大事でしょう。上物煎茶ほど甘味成分のテアニンを豊富に含んでいるため、甘くておいしいのです。そして、深蒸し茶ほど、この甘味成分のテアニンが湯のみの中に浸出するので、おいしく頂けるのです。」
なるほどねぇ~。ポイントはテアニンだったのですね。
おいしいお茶は渋さの中にも甘さが必要なんですね。奥が深いなぁ~。

 次は、「水を選ぶ」です。
「茶葉の持っている成分をバランスよく抽出するためには、カルキ成分が長く、有機物や塩分も少なく、総硬度30~120mg/L位の良質の軟水が望ましいでしょう」ですって。
カルキがダメということはわかりますが、有機物も塩分もダメってどういうことでしょう。私達が日頃飲んでいる水道水の中には有機物や塩分が入っているんでしょうか。
いやぁ~、知らなかった。それから「軟水」というのは何でしょう。これは、「ミネラル分の少ない水」のことのようです。外国のミネラルウォーターは硬水が多く、お茶には不向きということです。日本に生まれてよかったですね。というか、日本の水が軟水だから「お茶」の文化が発達したんですね。

 三番目は、「カルキを除く」です。
「水道水には、安全のために消毒用のカルキ(塩素)が入っていますが、これは、おいしさや健康面において、凄くマイナス成分です。カルキ臭が強いために茶の良い香りが飛んでしまいますし、緑茶に含まれるビタミンCなどの健康に良い成分も、この水道水の塩素によって破壊されてしまいます。」カルキというのは、「お茶」の天敵だったのですね。小学生の頃よくプールにカルキをたくさん投げ込んだ記憶があったので、カルキというのは「いい奴」なのだと思っていましたが、お茶の側から見れば、そうではなかったのですね。

 四番目は、「沸かす」です。
「お湯は必ず一度完全に沸騰させてください。沸騰したら蓋をとって更に5分以上沸かし続けます。そうすれば、カルキなどの臭気がとれ、味や香りの成分と結合する一次硬度成分を不溶化することができます。また茶の持っている成分をバランス良く抽出できるようになります。沸騰したお湯をポットに入れます。(ポットに移すと、熱湯は95℃位になります。)」普通は一度沸騰したらそこでもう火を止めますよね。それからさらに5分以上沸かし続けるなんて、とんでもなく「地球温暖化」を進めてしまうように思われて、気が引けます。そこまでしてカルキを抜かなければいけないんですね。さらに「一次硬度成分を不溶化する」とは一体何のことでしょう。こんな難しい言葉は、中学校の理科でさえ習ったことがありません。「おいしいお茶」を淹れるには、高度な化学の知識も必要だったのですね。

「茶葉を選ぶ」、「水を選ぶ」、「カルキを除く」、「沸かす」ときて最後の五番目は「冷ます」です。
「もう一つの大事な淹れ方のポイントは、お茶を淹れる際にポットなどから直接急須にお湯を淹れるのではなく、湯呑みや湯冷まし等でお湯を冷ましてから急須に淹れるようにします。お湯の温度を低くすることで、渋み(苦味)の成分が、お湯の中に溶け込むのを抑えることができ、甘いまろやかなお茶を淹れることができるのです。」私は、このこともやっていませんでした。大体、お茶は熱い方が良いと信じていたのですから、そのようなことをする筈がありません。たまに、お湯を湯呑みに淹れる光景を見かけることはありましたが、これは、より熱いお茶にするために湯呑みを一度温めて、そのお湯は捨てているのだとばかり思っていました。何と無知だったのでしょう。

 お茶の淹れ方を勉強した後は、値段です。お茶って一体いくらぐらいするのでしょう。迂闊にも、私は生まれてこのかた日本茶を買ったことがなかったので、今のいままで全く無頓着でおりました。そこで、インターネットを駆使して調査した結果を報告いたしますと、次のようになります。

 「有限会社 川根のお茶や」さんでは、次のとおりです。
「玉鳳」100g、手摘み静岡茶 2,160円、「清風」100g、川根茶、864円。
「お茶のみのり園」さんでは、次のとおり。
「特上煎茶 光源氏」100g、3,240円。「特上煎茶 大納言」100g、2,160円。
「なつめ」さんでは、次のとおり。
「煎茶 常盤(袋入り)」100g、2,160円。「煎茶 萌木(袋入り)」100g、810円。そして、私共のお客様の「蔵屋鳴沢」さんでは、次のとおり。
「やぶきた茶 あけぼの」100g、2,160円。「やぶきた茶 さわらび」100g、1,080円。

 ここで、ちょっと無粋ですが、お茶一杯当りの値段を調べてみましょう。
「特上煎茶 光源氏」で一人当たり2g使うとすると…。3,240円×2g÷100g=64.8円。「煎茶 萌木」ですと。810円×2g÷100g=16.2円。大分違いますね。
それでも、ネスカフェアンバサダーでコーヒー一杯100円のことを考えると、こちらの方が安いのかもしれません(単純比較できないのであしからず)。

 それでは、ひばり税理士法人では、普段どのようなお茶を出しているのでしょうか。「大井川茶園」さんの「静岡上煎茶」100g 684円。う~ん。ちょっと安いですね。
しかし、事務所のお茶は愛情がこもっているのでとてもおいしいです。

 筆者の自宅ではどのようなお茶を飲んでいるのでしょうか。
「天城の香り」200g、640円。うわ~、安い!しかも100gじゃなくて200gですよ。
これは我家の大蔵大臣に予算折衝せねば…。             (おわり)

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