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みなさん、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

毎日暑いですねぇ。ひと昔前までは、「夏は暑く冬は寒い方が、景気のためにはいい」なんてことを申しましたが、最近の暑さは異常ですよ。朝から暑いんですから。雨の降り方も異常だし。みなさん、お体には充分お気をつけ下さい。

さて、前回までで「痛風ダイエット」を成功させたM君は絶好調です。
最近の健康診断でもメタボリックシンドロームの判定をなんとかすり抜け(腹囲を測ったところ85cmちょうどだったので、少し腹をへこませて84cmでクリアしました)、全くの健康体であるかのごとくふるまっております(そのうち天罰が下りますね)。

順風満帆なM君なのですが、最近悩みがひとつあるようです。それは、眼のことに関してです。M君は、超近視(0.03くらい)で、しかも乱視(けっこうひどい)。おまけに、3年程前からは、老眼です。

メガネをとっかえひっかえ、頭の上にかぶったり、上目づかいで人を見たり、さんざんです。最近とみに悪くなってきて、遠近両用メガネも見づらいし、老眼鏡も見づらいので、裸眼で事務所をフラフラしたりしています。

そんな時、友人のK君(悪友です)から電話がかかってきて、夕方一杯やりに行くことになりました。待ち合わせの場所(当然、居酒屋です)に行くと、すでにK君は小上がりに座り込んで一杯やっておりました。M君の顔を見るとK君はニコニコしながら手招きしてくれます。妙にニコニコしているので、M君は「なんかいいことあったの?」と心にもないことを聞いてしまいました。

するとK君は「やったんだよ、俺」と意味不明のことを言い出します。「なにを」。だから「やったんだよ、俺」とまたじらします。M君はいらいらして「だから、なにを」と語気を荒げます。K君はゆっくりとビールを飲んだあと、「眼の手術だよ。H(悪友です)が1年位前にいってただろ。あの眼の手術だよ」。M君「ええ~っ。お、おまえもやったのか、スゲーなぁ」。

H君とK君がやった眼の手術というのは、「レーシック手術」というもので、「眼の角膜を切開し、その部分をめくりレーザー照射をして角膜の屈折力を変えて焦点を合わせる」手術です。これにより近視や乱視を矯正でき、裸眼での視力を回復させるという夢のような手術なのです。

その日は、3時間のあいだずっとその話題でもちきりでした。もちろんヒーローはK君です。M君があらん限りの質問をぶつけても、K君はビクともしません。すべての質問に自信満々で答えて、不敵な笑みをうかべています。おまけに「以前とは、見え方の質がちがう」だの、「絵のこまかいニュアンスが良くわかる」だの、「朝の城山(じょうやま)がこんなにきれいだとは思わなかった」だのとのたまうのです。

M君は、強い衝撃を受けながらも、数日たつと忙しさにかまけて眼の手術のことなど忘れていました。数日後、タイミングを見図らったかのように、K君から15,000円の割引券が届きました。M君がお礼を言うと、K君は「お前が手術を受けると、俺のところにも紹介料が入るから、それで一杯飲もうぜ!」ですって。思わず、「おうっ!」と返してしまったM君ですが、不安は尽きません。