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みなさん、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
10月の声を聞いたら急に涼しくなって、とても過ごしやすくなりましたね。
私は、毎朝体重を測っているのですが、最近ではパンツ一丁で測るのに少し勇気がいります。でも、スウェットを着たまま測ると体重が増えるようで悔しいし・・・。今のところ根性で測っていますが、冬になったらどうしましょう。

さて、前々回(8月号)で、M君は眼のことで悩んでいるという話をしました。
その後、M君はどうなったのでしょうか。
今回は我々取材班が、M君に密着取材したルポタージュをお届けいたします。

9月14日午後5時。M君は、東京有楽町にある「S近視クリニック」の待合室にいた。
4時30分頃にはすぐ近くまで来ていたのだが、ビルの入り口がわからず、30分もビルのまわりをウロウロしていたのだ。待合室の椅子は100席くらいあるだろうか。そこに、約70人程の人が静かに自分の名前を呼ばれるのを待っている。

検査予約時間の午後5時30分を過ぎても、一向にM君の名前は呼ばれなかった。午後5時40分になってもM君の名前は呼ばれない。M君は、少し焦っているようだった。M君の名前が呼ばれないのは、当然だ。受付で渡されたアンケート用紙を記入して、そのまま提出せずに自分で持っているんだもの。

さらに3分程経過したところで、M君はやっと気がついて、アンケート用紙を提出しに行った。M君の名前が呼ばれたのは、それから程なくしてだった。

M君は「はい」とでかい声で返事をして、前に進み出たものの、「うれしい」やら、「恥かしい」やら、「安堵」やら、「不安」やらで一言ではいい表せない程、だらしない顔つきであった。検査室に入ってから検査をいっぱいやった。おそらく十数種類の検査をしたと思うが、何の検査か理解できたのは、「視力検査」だけであった。

それでも、M君は一生懸命だった。
だって、せっかく東京まで来て、「検査の結果、手術できません」なんてことになったら、大変だ。ここはなんとしても検査をクリアしなければ、という気持ちなのだろう。視能訓練士(検査をしてくれる人のことです)さんの問いかけに、「上」「右」「下」など、異常に早く反応していた。

しかし、ちょっと待って欲しい。
一生懸命検査を受けようと受けなかろうと、検査の結果がそれによって変わるなんてことがあるはずないじゃないか。まして、返事が早かろうが遅かろうが、眼の機能には関係がない筈だ。落ちつけ、M君!

検査の最終工程(そう、まさに工程というのがふさわしい)で、眼科医による診察がある。ここで、手術が受けられるかどうか最終的に申し渡されるのだ。「大食い選手権」で、国内予選に勝ち残り、成田空港であと一勝すれば海外に行ける、というときのあの気分だ。勝てばそれでよい。しかし、負けたらそのまま家に帰らねばならないのだ。

M君は呼ばれて、診察室に入った。眼科医は、データに目をやり、眼を一分程診察したあと、あっさりとこういった。「大丈夫です。手術できますね」やったぜ、M君!

嬉しくて、舞い上がってしまったM君は、眼科医に次のような質問をした。「あの、今日はお酒を飲んでもいいですか?」眼科医、「えっ?ああ、いいですよ」一体、何を聞いているんだ。M君のバカ!