
みなさん、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
私は、10月半ばに、ころんで強打した左手の親指のつけ根が痛くて困っています。
この齢になってころぶなんて恥ずかしい限りです。
みなさんも、おころび(ころぶの丁寧語)にはくれぐれもお気を付け下さい。
さて、唐突ですがみなさんは、
「幸せな結婚生活の秘訣」は何でしょうか?」と尋ねられたら、何と答えますか。
「忍耐」でしょうか。
「我慢」でしょうか。
「健康」でしょうか。
「裕福」でしょうか。
「愛和」でしょうか。
「我慢」でしょうか。
「忍耐」でしょうか。
・・・あれっ。
「そんなことがわかれば苦労はしない!」
ご説ごもっとも。
「そんなこと永遠にわからない!」
全く同感です。
『最高のリーダー、マネージャーがいつも考えているたったひとつのこと』(マーカス・バッキンガム著)という本を読んでいたら、面白いことが書いてあったので、少し長くなりますがご紹介いたします。
従来の社会科学の知見によれば、
「幸せな結婚生活」を継続するための秘訣は、お互いがパートナーのことを正しく理解することだとされています。すなわち、「相手の言うことをよく聞きなさい。相手が自分とは異なったものの見方をしていることを理解しなさい。相手の強みを愛し、弱みを見つけたら受け入れ、助けなさい。一人ひとりは不完全でも、ふたりなら完全になれるだろう」という考え方です。
この考え方は、「よいものは悪いものの反対だから、よいものを理解するには、悪いものを研究してその結果を逆に利用すべきだ」という仮説に基づいて組み立てられています。
「児童の出席率を下げないように、不登校の子供が観察され」、「離婚を避ける方法を知るために、不幸な結婚生活」を研究するというように。
そうして研究された成果が「お互いがパートナーのことを正しく理解する」ということ。「相手をきちんと理解すれば、相手のほうも理解されていると感じ、安心する。逆に、実際にはない強みを期待すると、相手の行動に驚かされ、対立することになる。もっと悪いのは、あなたが理想のイメージにこだわった場合で、遅かれ早かれ相手はそれに応えられなくなり、幻想のうえに築かれた弱い関係はやがて亀裂を生み、壊れることになる。」
なる程このアドバイスは、筋が通っているし、的を射ているように思えます。
実際、私も今の今まで、お互いがパートナーのことを正しく理解していなければ、幸せな結婚生活など望くべくもないと思っていました。
しかし、ここ20年の心理学の知見によれば、
「夫の妻に対する評価と妻自身の自己評価が一致することと、結婚生活に対する満足度とのあいだには、なんの関係も見つからなかった」のです(逆の場合ももちろん同じ)。
そのかわり、「満足度の高い夫婦では、すべての項目において、夫の妻に対する評価が妻自身の自己評価より高いのだ。ふたりの関係が大いに実り多いと感じている夫は、妻本人すら持っていると思っていない美点を持っていると一貫して信じている。・・・満足度の高い夫婦では、夫は盲目のままなのだ」(逆の場合ももちろん同じ)。
「こうした結果をすべて考え合わせると、次に示す隠れた原則は、あなたが幸せな結婚生活について知らなければならない『たったひとつのこと』となるだろう。」
おたがいの行動についてもっとも寛大な解釈を当てはめ、それを信じること。
「愛は肯定的幻想で始まる。・・・肯定的幻想は、おのおのの強みをふたりの関係という生地に織り込んでいく。やがてその生地は現実になる。幻想が現実になる。平たく言えば、肯定的幻想が愛を持続させるのだ。」