
みなさん、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
私は、痛い思い(痛風のことです)をして、やっと減らした体重が最近徐々に戻っています。
これから忘新年会のシーズンを迎え、ひそかに恐怖にかられております。
みなさんも、年末年始は飲みすぎ、食べすぎにくれぐれもお気をつけ下さいませ。
さて、今回はタイトルにありますとおり、「言葉の力」について書いてみたいと思います。
なんか、とてもたいそうなテーマですが、それほどのことではありません。
チラシ広告を作るときに「見出し」を書きますよね。
チラシ広告では、「見出し」が一番大切です。
そこで、今回は、みなさんと一緒に「見出し」について考えながら、
「言葉の力」に迫ってみたいと思います。
まず、次のA・Bのうち「成功した見出しはどっち?」でしょう。
これは、「ザ・コピーライティング」(ジョン・ケープルズ著)の中に出ていた問題ですが、
すべて実際に出した広告でその効果は実証済です。それでは、さっそく。
1.ビジネス通信講座の広告
A「年収5万ドル稼ぎたいとお考えの、年収2万5,000ドルの方へ」
B「このコースで金銭的に報われる証拠がこれです」
2.育毛剤の広告
A「60日前までは私が『ハゲ』と呼ばれていました」
B「30日以内に髪が生えてこなければ、この小切手を差し上げます」
3.生命保険の広告
A「これは奥様にしてはいけない質問です」
B「お金の心配を一生しなくて済みます」
いかがでしょうか。正解は文末に示してあります。
このような「見出し」のちょっとした違いで、反応が時には数倍も違うのです。
特に、通販などでは、「見出し」の違いで売上が数倍違うことになります。
では、効果的な見出しには、どのような特徴があるのでしょうか。
前掲書によれば、そのポイントはたった3つです(以下同書より引用します)。
1.得になること
一番効果的な見出しは、読み手の得になることをアピールする。
つまり、相手のベネフィット(ためになること)に基づく見出しだ。
たとえば・・・
「さらに50ドルの昇給」
2.新情報
二番目に効果的な見出しは、新しい情報を提供するもの。
たとえば・・・
「出ました新タイプのハンドクリーナー」
3.好奇心
三番目に効果的な見出しは、好奇心をそそるもの。
たとえば・・・
「行方不明:3万5,000ドル」
なんだか、すごく簡単ですね。
でも、真実はいつも単純なもの。
上の3つの問題もこれらの基準で見てみると違いが明らかですね。
次は、実際の見出しを使ってこれに改良を加えてみましょう。
題材は、以下のセミナーの「見出し」です。
この広告は、私どもひばり税理士法人が毎年開催しているセミナーの折り込み広告です。
このセミナーは、ひばりが開催しているセミナーの中でも人気のセミナーで、
以前は、定員オーバーになる程でした。
ところが、最近は少し集客が鈍く定員に満たない状態が続いています。
これを使って、もっと効果的な見出しを考えてみましょう。
このセミナーの「得になること」は、主として二つあります。
一つは、「簿記の知識が習得できる」ということ。
二つめは、「複式簿記で決算書を作ることによって、青色申告特別控除(65万円)が受けられる」ということです。
このセミナーにおける「新情報」は、あまり見当りません。
何故なら、簿記は500年以上も前に体系化された知識です。
従って、いまさら「新タイプの簿記講座」などと銘打っても、相手の心には届かないでしょう。
しかし、最近ではパソコンで帳簿を作る人も増えてきましたから、サブタイトルに「パソコン会計に対応」などと入れると新奇性が打出せるかもしれません。
「好奇心」についてはどうでしょう。これは、「新しいことを学びたい」という「知識欲」に訴えることができるかも知れません。「ルカ・パチョーリの簿記技術をあなたに」などとすると効果があるかも知れません。
さらに、この講座は、たったの二日で簿記の基本が学べる上に、テキスト代・2日間の昼食代込みで、たったの3,000円と大変お得な内容になっています。どうですか、申込みたくなってきたでしょ。そこで、これらの要素をすべて入れると、次のような見出しになります。
どうでしょうか、みなさん。こんなの長すぎて誰も見ないですね。
もう少し簡単にしないといけません。
そこで内容をぎゅっと絞ったものが上記に掲げたものです。
どうです、いいでしょ。
これなら千客萬来・商売繁盛・乾坤一擲・風林火山間違いなし!てなもんや三度笠!!
結果は後日。乞うご期待。
答え 1.A 2.A 3.B
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