
あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。
経営コンサルタントの大前研一さんは、新年になるとその年の自分の研究テーマを二つ決めて、一年間それを掘り下げて研究するようにしているのだそうです。そして、その作業をもう何十年も続けているのだそうです。
それに倣って、私も今年のテーマを2つ決めることに致しました。
それではにぎにぎしく発表いたします。
ダダダダダダダ、ダダダダダダダダン。ジャーン。
ひと~つ。
「リーダーシップ」。
ふた~つ。
「経営計画」。
ということで、今回は、「リーダーシップ」について述べてみたいと思います(前フリ長すぎですね。ゴメンなさい)。
リーダーシップといえば、「君主論」。「君主論」といえば、ニッコロ・マキアヴェリです(何故?)。マキアヴェリさんのお名前と「君主論」という著者名は、中学校の世界史で記憶していましたが、35年も経った今、実際に読むことになるとは思ってもいませんでした。この原稿を書くために関連の書物を三冊読みました。
一冊目が「新訳君主論」(マキアヴェリ著 池田廉訳)、二冊目が「マキャベリの名言」(矢島みゆき 編訳)、三冊目が「成毛眞の超訳・君主論」(成毛眞著)です。
今回はこれらのうち「成毛眞の超訳・君主論」の「重要な土台となるのは、よい法律としっかりした兵士だ」の項目から抜粋します。
「マキアヴェリは君主が国を治めるうえで、重要な土台となるのは法律と武力であると述べている。これは君主論の基本理念と言えるだろう。
法律と武力は、様々な意味に置き換えられる。たとえばビジネスにおいては、法律は企業の社是に置き換えてもいい。自分の会社の社是など知らない社員も大勢いると思うが、たとえ建前であっても、創業者の精神を知っておくのは悪いことではない。『顧客第一主義』という社是だったら、顧客のほうを向いて仕事をするように意識すればいいのだ。
企業にとって武力とは社員になるだろう。『人財』という言葉もあるように、社員が企業を支える屋台骨となる。だから、社員を育てるのは企業が生き残るうえで重要なのだ。」
なるほど、君主が国を治めるうえで重要なのは、「法律」と「武力」か。そして、これを会社に置き換えると「社是」と「社員」ということになるのか。なるほど、なるほど。このように考えると、500年も前に書かれた書物が、いきなり現代における最高の経営書として蘇ることになるのですね。
ところで、みなさん。みなさんの会社の社是はどのようなものでしょうか。ひばり税理士法人では、『私たちの誓い』というものを定めています。
その内容は、「私達は、お客様の『適正な納税義務の実現』と『社会的信用価値のある決算書の作成』を通じて社会に貢献いたします。そして、いかなるときも『親身の相談相手』であり続けることによってお客様に貢献することを誓います」というものです。社是があると心の拠り所ができてとてもいいですよ。是非おすすめします。
(つづく)
